精子提供にあたっての指針

精子提供活動にあたってベイビープラチナパートナーの推奨する提供活動指針をご案内いたします。尚あくまでも指針ですので精子提供活動するドナー様ごとに各自活動ポリシーや条件などは自由に設定いただいて構いません。

あくまでも精子提供は双方合意のもとでの自己責任の範囲でご活動ください。

 

精子提供時の費用について

精子提供においては「無償提供ドナー」「有償提供ドナー」のどちらも存在します。また、有償ドナーの金額幅も1000円~数万円と様々です。基本的にはドナー様のポリシーで設定いただいて構いません。


当会の指針としては精子提供は有償提供を推奨しております。理由としては以下となります。

 

まずは提供を受ける側の心理的な負担を金銭を解すことで軽減できるからという理由が大きいです。経験則として精子提供を希望されている女性側は、生理周期や仕事のスケジュールなどで提供タイミングが限定されるので、精子提供依頼も「この日・この場所」と指定されることがほとんどです。そして、提供を受けても必ず成功するとは限らないため、毎月毎月依頼することが続くケースもあります。実際、私も1年近く精子提供活動をお付き合いした経験もあります。そうなると、毎月毎月「今月もダメだったのでまた来月もお願いします。すいません。。。」と女性側がなんとも申し訳ない気持ちになってなってきてしまいます。無償提供の場合はその申し訳なさがかなり心理負担になって途中で断念したり、別のドナー探しをしてしまう負のループに陥りがちです。

金銭を介すことでその負担を軽減してあくまでも提供費用を払って提供いただいてるという関係を保てます。

 

次に、双方の関係性においても有償提供とすることで常に一線を画した関係性を保てます。

精子提供とは言え毎月のように顔を合わせてコミュニケーションとるので人間的な関係性は徐々に深まる可能性もあります。またどちらか一方がそのような感情を抱く可能性も否定できません。ですので、あくまでも「有償による精子提供」の関係性を双方で保つためにも有償提供は有効です。

 

さらに、精子提供で妊娠出産したあとの親権放棄や養育の義務が無い条件を双方で合意するうえでも、有償提供とすることであくまでの精子提供行為のみに限定した活動であることを双方で合意しやすくなります。(双方のイーブンな提供合意という意味で)

 

最後に、特にシングルマザーを希望する女性に対しては経済的な安定性を担保する意味でも、有償提供を続けても妊娠を望むことができる経済基盤があるという証明にもなります。妊娠を希望する女性の中には生活基盤が不安定であるにもかかわらず、自分本位な考えで妊娠を望まれるケースがあります。そのような女性への精子提供は子育てという観点ではあまり精子提供を推奨できませんので、それらの前提条件をクリアする意味でも有償提供を推奨しています。

 

一方で、「無償提供」でドナー登録される方も多数いらっしゃいます。当会はいずれも皆様のご判断で登録いただいておりますので、どのような提供活動のポリシーを各自で設定いただいてもかまいません。あくまでも参考程度でお考え下さい。

精子提供にあたっての事前面談について

当会では精子提供を行うにあたっては事前面談することを強く推奨しています。

中には対面で会うことを個人情報保護やセキュリティーの観点から望まないケースもありますが、その場合でもオンラインビデオ通話やお電話だけでも直接双方の考えや条件のする合わせをすして、双方が合意のうえで精子提供活動を進めていただきたいです。

事前面談では双方とも以下の点をご確認いただくポイントとしてご認識ください。

  • 精子提供を望まれる理由(背景や考え)、精子提供している理由(背景や考え)
  • 双方でトラブルにならないような事前の取り決め
  • 精子提供にあたっての身体的な確認(血液型の確認や既往歴、アレルギー等の情報)
  • ドナー選定にあたって重視した情報の確認(学歴等)
  • 子育てできる経済基盤や周囲の協力の有無
  • 親権や養育費、子供の出自を知る権利等の有無や認識のすり合わせ
  • 可能であれば提供にあたっての取り決めを明示した覚書等の取り交わし

個人情報開示や妊娠結果の報告等について

昨今マスコミ等で面白おかしく取り上げているケースのほとんどは、この点の配慮や双方合意がない中での場当たり的な活動によるものが多いと考えています。

あくまでも「精子提供活動に限定」した関係を保つことが双方にとって望ましいと当会では考えていますので、極力個人情報の開示は控え、プライバシーの保護に配慮いただければと思います。情報として常に持つものはメールアドレスやLINEなどの連絡手段であり、電話番号なども個人情報が特定されうる立場の方は交換をお控えになるのがリスク回避の観点からは望ましいと思います。

また、情報のやり取りも対面などで相手の人となりを確認し信頼できると判断されたのちに提示した方が良いと思います。

会うことなくメール等のやり取りのみで個人情報を聞き出そうとする相手は警戒してください。

 

また、提供活動後の妊娠結果の可否連絡については、当会では不要であることを推奨しています。

これも無用なトラブル防止、精子提供活動に限定した関係の保持の観点からです。

ただ、この点も事前の双方の合意に基づいての話ですので、各自のポリシーに基づいて提供活動を行っていただければと思います。

非対面での提供について

昨今のコロナ禍の影響もあり、非対面での精子提供を望まれる方もおりますが当会では非対面提供は推奨しておりません。

郵送や指定場所に置いておくなどの提供方法をとられる方もいらっしゃいますが、高リスク要因が多数ありますのでできるだけ対面での提供を推奨します。

提供方法について

精子提供方法としては、シリンジ提供とタイミング法の2つがあります。

いずれも双方のご判断で提供方法をお選びください。

どちらが妊娠確立が高まるか?などの根拠は定まっていないようですが、自然な形で妊娠したい方やパートナーの合意のうえでのタイミング法での精子提供を受けたいと希望する女性も多くいらっしゃいます。

シリンジ法は性行為が苦手な方や提供を受ける手軽さなどでシリンジ提供を選択されるようです。

男性も罹患リスクやパートナーへの配慮からシリンジ提供に限定されて精子提供活動される方もいますし、タイミング法での妊娠確立が高いとの認識から、タイミング法を推奨してるドナー様もおります。どちらも双方合意でご選択ください。また、性病検査などの必要なリスクヘッジは双方合意の下でご実施ください。